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ハロウィン

街ではHaloweenで大騒ぎだったらしい。リア充ガス抜き祭り。 こんなときは都内に出たくない、出たくない。

特に渋谷。

ただ騒ぎたいだけ。スクランブル交差点は交通ルールも何もない。改札を通りたくても通れない。ホームは入場規制だ。 ああもう兎に角、山手線内には行きたくない。

なんてことを思いながら、外出したのが @type 主催の転職フェア。

何年前のことか。あれは確か日経あたりが主催の就活フェアに行き、自分の中で「就活スイッチ」が入った記憶がある。 そんなことを期待しての、外出。そして、到着。水道橋駅に東京経由で到着。あくまで東側。

とりあえずQUOカード貰おうとするが受付が見当たらない。説明員に聞いたところ、奥側の出口にあるのだという。映画の入場者特典欲しさにチケットを買い、映画を見ずにUターンするなんてことが一時期話題になったが、ここではそんなことはできない。

まずは訪問カード印刷しろとのこと。カードといってもA4用紙。もちろん普通紙。それを5部。会場に設置されているPCから印刷。2アップ5部印刷の設定が既定値として設定済み。

会場中央付近まで移動すると、フリードリンクコーナーがある。お茶を受け取る。ここで缶コーヒーなんて選んじゃダメだ。口が臭くなる。

お茶を飲んで喉を潤していたところ、組み込み系の某社に声をかけられる。「組み込みやったことないんですが」と言ったら、パンフレットだけ渡され去っていった。

次。わりと若めの会社の人に声をかけられる。顔に髭をはやし、やや太めの目立つ縦ストライプが入ったスーツ。怖い。事業内容はエンジニアの派遣とモバイルサービスの開発。勢いはありそうだが、とくに興味なし。

特にどこのブースに行くこともなく、壁際にあったベンチで休憩。ぼーっとしてると視界の端に家族連れ。え……家族連れって。おかしくないか……? 白髪混じる父親らしき人の手元には例の普通紙A4訪問カード。同じ参加者。そして子供と母親。な、なんで……リストラされちゃったの?

切ない気分になっていると、今度は、おそらく友人同士なんだろうと思われる人たちの会話が聞こえてきた。

「そろそろ金が無くなってきてさ。仕事しないとヤバいんだよな。」

無職! 普通は履歴書の空きを作らないように動くべきところ。前職がブラックで何よりもまず逃げてきた。そんなところだろうか。

場違い。アウェー。借りてきた猫。

最後に相談コーナーに行ってみる。 「えーっと。今こちらにお勤めで……待遇としては十分なように見えますが??」

QUOカードだけ貰って、退場!